- 大会直前パンプアップ時のゴムチューブの選び方が分からない
- ゴムチューブをどこで買えばいいかわからない
初めてフィジーク大会に挑戦する人は、こんな疑問を持っていると思います。
実際に現役フィジーク選手として世界大会にも出場している、僕がおすすめのゴムチューブの選び方と注意点についてお伝えします。
僕もゴムチューブを使ってコンテスト前はパンプアップさせているので、是非参考にしてみてください。
https://youtu.be/dLnfrE2ZjK8
大会直前になんでパンプアップを行うか
まず初めに、大会直前にパンプアップを行うかについてですが、一言で言えば「体を大きく見せる」ためです。
筋トレ後を想像してもらうと分かりやすいのですが、筋肉が張っていて大きくなっていますよね?
その1番体が張っていて、最高の状態をステージで審査員に見せる必要があります。
なので選手は、ステージに上がる直前の舞台袖で腕立てだったり腹筋、背筋などを行いパンプアップをします。
ですが、舞台裏にダンベルやバーベルは無いので、器具を持参しなければなりません。
そこで、パンプアップのためにゴムチューブが必要になります。
大会時のパンプアップのゴムチューブの選び方
どんなゴムチューブを選んだらいいのかについては、主に以下の3つを抑えて選ぶといいです。
- 機能性
- 硬さ
- 値段
この3つを抑えてゴムチューブを選んでいきます。
それぞれについて話していきます。
ゴムチューブ:機能性
おすすめは、この取っ手のついたタイプのシンプルなゴムチューブです。
大会当日は、パンプアップに必要な食事や、服、サンダル等、荷物が沢山あるので出来るだけシンプルなものを選んだ方が持っていきやすいです。
取っ手のついていないゴムチューブもあり、さらに荷物が軽くなるのでそっちもおススメです。
ただ取っ手がないので、うまくパンプアップさせれない人にとっては、取手のあるタイプの物がいいと思います
逆におすすめしないタイプのゴムチューブにはこんなものがあります。
実際に使うチューブは1本だけなので、荷物にもなり邪魔になります。
また下の物はゴムにナイロンがついているのですが、これも荷物になります。また大会では無くなったり汚れたりするので、おすすめしません。
ゴムチューブ:硬さ
硬さが1番重要で、固すぎるのも柔らかすぎるのもよくありません。
なぜ良くないかというと、パンプアップさせる時には筋肉に血流を流してあげないと張らないので、基本的に可動域いっぱいに動かして、回数をこなします。
なので固すぎると、回数ができなくてパンプアップが行えないのと、種目によっては可動域が全く取れない状態になるからです。
逆に、柔らかすぎると全く筋肉に負荷がかからないので柔らかすぎるのもよくありません。
固さの目安ゴムを足で踏んでサイドレイズが15回以上できるぐらいの固さを選ぶといいです。
サイドレイズを行うときは、ゴムの伸びが1番大きくなります。なのでサイドレイズを基準に買っておくといいです。
ゴムチューブ:値段
値段は無くなっても大丈夫なように、安いものを選んだ方がいいです。
大会では、沢山の人が同じようなゴムチューブを使ってパンプアップを行なっているので、どれが自分のゴムチューブか分からなくなる事があります。
また、舞台袖で出番ギリギリまでパンプアップを行なっているので、そのままチューブを置いてステージに上がる事になるので間違って誰かに使われているということもあります。
あとは足で踏んだり床を引きずり回すので、ゴムチューブに埃がついてすぐに汚れてしまいます。
なので、無くなってもいいように安いものを買う事をおすすめします。
僕も安いものを持っていますが、ゴムが切れたり壊れたりという事はおきていません。
フィジーク大会:ゴムチューブ選びで注意する事
ネットで買う際は、ゴムチューブの硬さを確かめる事ができないので注意してください。
時間がある方は、実際に店舗で確認させてもらってから買うことをおすすめします。
もしネットで買う場合は、硬さの種類で中間あたりの物を選ぶといいと思います。
パンプアップ時にゴムチューブの他に必要な物は?
チューブの他に、何か器具を用意した方がいいのか気になる方もいる思います。
なかには、加圧ベルトやプッシュアップバーだったりコロコロ等、持ってきている人を見かけますが、ゴムチューブさえあればパンプアップは十分に行えるので、他の器具は必要ありません。
最悪チューブがなくても、ポージングやエアー筋トレで、マッスルコントロールを行い張らす事ができるようにしておく事が大事です
大会直前パンプアップのゴムチューブ選び:まとめ
最後におさらいです。
おさらい
- 取手があり、シンプルなゴムチューブを選ぶ
- サイドレイズを基本に15〜20回程度行えるものを選ぶ
- 無くなってもいいように安いものを選ぶ
- ネットで買うより実際に店舗で買う方がおすすめ
- ゴムチューブがなくてもパンプアップできるようにしておく
以上の事を抑えてパンプアップ時のゴムチューブ選びの参考にしてみてください。