・フィジーク大会に初めて出場する
・フィジークのポージングの流れを知りたい
というフィジーク大会初参戦する方は、この記事を参考にしてみてください。
初めてフィジーク大会に挑戦する時、右も左も分からないと思いますがこの記事を読んでおけば、ポージングについて理解して大会に望めるはずです。
今回、この記事では「フィジークの基本のポージング4つと、Lウォーク」について説明していきます。
この記事を書いている僕は、JBBFのフィジーク大会で日本大会優勝し、世界大会にも出場しています。
それでは「フィジークの基本のポージング4つと、Lウォーク」について説明します。
フィジークとは?
簡単に「フィジークの審査基準」についてお話します。
フィジークとは、ボディビルとは違いサーフパンツをはいて審査を行います。
そして、フィジークの主な審査基準はこのような感じになります。
- 肩幅が広く、ウエストが細い「逆三角形の体」
- 逞しさ
- 堂々とした態度
- オーラ
- 髪型
- サーフパンツのセンス
これらの項目が、審査基準になります。
1番重要なのは「逆三角形の体」です。
海にいて誰もがかっこいいといわれるシルエットが大事になります。
詳しくは【フィジークとは?ボディビルとの違いは?】をご覧ください。
フィジークの基本ポージング4つ
フィジークの基本のポージングには、4つのポーズがあります。
これが基本のポージングです。
そして、準決勝や決勝で行われる「Lウォーク」というものがあります。
フィジークのポージング基本の4つのやり方
基本のポージングを1つずつ説明していきます。
フロントポーズ
これがまずフロントポーズです。
フロントポーズでは、胸を張り、左右どちらかの腰に手を当てて、片方の足を横に長します。
しっかり正面を向いて、小指と薬指は軽く握っておきます。
人差し指と中指を伸ばしているこの形をツーフィンガーと呼びます。
サイドポーズ(左足軸)
フロントポーズからまずは時計周りに回って、左足を軸にサイドポーズをとります。
反対側の足は後ろに流します。
そして、左手を腰に添えます。
この時、親指以外の4つの指は揃えておきましょう。
バックポーズ
バックポーズの構えは、フロントポーズの反対になります。
ここで少し変わるのが、しっかり背中を広げる事です。
サイドポーズ(右足軸)
もう一度、サイドポーズです。
バックポーズからサイドポーズになる時は、右足が軸足になります。
そして左足を後ろに流します。
最後にもう一度、フロントポーズをとり審査を受けます。
一連の流れ
- フロントポーズ
⬇︎ - サイドポーズ(左足軸)
⬇︎ - バックポーズ
⬇︎ - サイドポーズ(右足軸)
⬇︎ - フロント
この5つの流れで1周してポージングを行うのが、フィジーク大会での基本の流れになります。
ポージング:Lウォーク編
準決勝・決勝にコマを進めた人だけが、Lウォークでポージングを行う事ができます。
動画では、再生するとすぐにLウォークが始まります。
※00:12秒〜僕のLウォークでのポージングが見れます。
客席からみて舞台の左袖から出てきます。
そして中央で止まり、ワンポーズ取ります。
そして、客席側に歩き一定の場所で止まります。
Lウォークで行うポージングは
- フロントポーズ
- バックポーズ
の2種類のみになります。
最後に審査員や客席に一礼やガッツポーズなど好きなポーズをして、ゼッケン番号順に舞台後ろに並びます。
詳しいフィジークのポージングについて
より詳しいフィジークのポージングについてはこちらの記事を参考にしてみてください。
フロントポーズ
フロントポーズは、JBBF・NPCJ・サマースタイルアワード・ベストボディのどの団体でも必須のポーズなので確実にマスターしておきましょう。
サイドポーズ
サイドポーズは、NPCJに参加する選手以外は必須のポージングになります。
特にサイドポーズは、難しいポーズでもあるので練習しておきましょう。
フィジーク大会の基本ポージング:まとめ
フィジークのポージングはボディビルより、数が少ないので覚えるのは比較的簡単です。
ポージングを覚えたらとにかく体が勝手に動くようになるまで、鏡の前で何度も練習をしましょう。
初めて舞台の上に上がると、必ず緊張するものです。
頭が真っ白になるという選手もいます。
なので、そうなった場合にでもしっかり自分のポージングができるように練習しておきましょう!
ポージングパーソナルに興味がある方はこちらをご覧下さい。
フィジーク大会に向けた減量
フィジーク大会に出る場合には、『【フィジーク大会に向けた減量】注意すべき点・正しい減量方法』こちらも見ておきましょう。