渋谷・新宿・池袋でパーソナルトレーナーをしている澤原魁門(kaito)です。
先日、生徒さんから「筋トレをしたら気分が悪くなったのですが…」と言う相談をいただき、詳しく話しを聞くと、睡眠不足が原因でした。
筋トレを行い、良い効果が現れる方が多数いらっしゃる一方で、「体調が悪くなった」と言う方も少なからずいらっしゃいます。
実は僕自身、筋トレ中や後に体調不良になった経験があります。
今回は「筋トレで体調不良になる原因」について考えられる事を5つ紹介して、その「対処法」についても紹介します。
この記事を読み終えた後は、事前に筋トレを行う準備ができるようになり、効率よく筋トレが行えるようになります。
[toc]「体調不良になる原因」とは?
筋トレ中や終わった後に、体調不良になった事がある方も多いと思います。
中でも、体調不良になる原因で特に多いのはこれです。
- 睡眠不足
- 筋トレの強度・量
- 食事のタイミング
- 疲労・ストレス
- 前日の食事
これらについて、詳しく説明します。
睡眠不足
睡眠不足は体調不良になる原因としてよくある事です。
睡眠不足で筋トレを行うと、酸素を上手く吸うことができずに酸欠状態になり気分が悪くなる事があります。
普段と同じ筋トレメニューを行なったとしても、酸欠状態になり体調不良を起こしてしまう事もあります。
また、睡眠不足で筋トレを行うと、集中力に欠けてしまい、怪我の原因にもなるので注意しましょう。
実際に、僕も酸欠状態になり吐き気を催した事があり、今回の生徒さんも同じ症状でした。
筋トレを行う前日は、6~7時間睡眠をとるようにするといいです。
こちらに睡眠の重要性について書いています。↓
筋トレの強度
自分の体力を超えた筋トレ強度は体調不良引き起こすだけでなく、体を痛める可能性もあるので注意しましょう
普段から、筋トレの習慣がある方に関しては、自分の体力について十分把握していると思います。
ですが、筋トレを始めて間もない方は自分の限界を把握できていません。
この状態で、筋トレの強度・量を増やしすぎるとオーバートレーニングになりかねません。
筋肉をつけたい気持ちも分かりますが、徐々に筋トレの強度を上げていくようにしましょう。
また、普段から筋トレを行なっている方でも、筋トレの期間が空いた際には、以前と同じ強度で行わずに徐々にに強度を上げていくようにしましょう。
体が思うように動かず怪我の原因ともなるので十分注意して行うようにしましょう。
筋トレ期間が空いた方は、こちらの記事も参考にしてみて下さい。↓↓↓
食事のタイミング
これは、僕も高校生の部活をしている頃によくあった事なのですが、
食事をしてから、すぐに運動を行うと体調不良になる事があります。
食事を行なった後は、消化・吸収を行うため内臓に大量の血液が必要になります。
筋トレを行うと、筋肉にも大量の血液が必要になるので、食後すぐに運動をすると腸への血液が足りなくなり、食べたものを上手く消化・吸収できず吐いたりする原因となります。
このため筋トレを行う際は、1時間半〜2時間前には食事を終わらしておくといいでしょう。
また、油っこいものは消化に時間がかかるため、トレーニング前の食事ではタンパク質と糖質中心の食事にしましょう。
疲労・ストレス
トレーニングのやりすぎや、仕事などで疲労やストレスが溜まっている場合です。
中には、精神的な疲労が溜まっていて筋トレを行う事でスッキリする事もあります。
ですが、そうでない場合は体に痛みがでたり、本来の動きができない事もあります。
また、疲労で筋肉が固まり、関節の可動域が狭くなると怪我の原因となります。
この状態で筋トレを行うと、本来正常な部分にまで負担がかかってしまいます。
このような場合は、体を温めてからストレッチを十分行うようにして下さい。
前日の食事
前日の食事が原因で、体調不良になる場合もあります。
前日に、食べ過ぎたり、普段より油っこい食事を行なった場合、内臓に負担がかかり消化不良を起こし、体調不良となる事があります。
1度に大量に食べず、腹八分目に抑えるのがいいでしょう。
つい食べ過ぎてしまった場合は、トレーニングの時間をいつもより遅くするなどして調整するといいでしょう。
まとめ
この他にも、体調が悪くなる原因はいくつかありますが、体調不良になる原因で特に多いものについて書いてみました。
万全の状態で筋トレを行う事が、理想の体へ近づくための近道です。
筋トレをする際は、上記の事に注意して行うようにしてみてください。